Rを通じて統計学を学ぶ備忘録ブログ

SPSSからRに移行したい私のような人向けのR解説ブログ兼学習用備忘録。

第43回 変数間の関連パターン

第43回は変数間の関連について書きます。次回、重回帰分析の「階層的」重回帰分析の記事を書くために、変数間の「媒介関係」をおさえましょう。次いでに「疑似相関」「交互作用」についてもおさえておきましょう。

 

□媒介関係

xが原因変数、yが結果変数としましょう。画像左図のようなに2変数の場合に直接的な関連があるように見えます。そこにzを追加してみましょう。xとyの関係がなくなるような状態になった場合、媒介関係があるといえます。zを導入することで、本来の変数間の関係(x→z→y)が明らかとなり、xとyには直接的な関係がないことがわかります。重回帰分析では階層構造をもって変数を追加することで、このような媒介関係を見つけ出すことができます。

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 □疑似相関

xとyの2変数間に関連があるが、zを追加してみると、関連がなくなる状態をいいます。このようなことが起こる理由として、zという共通要因(xとyへの)がxとyに影響を与えることによって、xとyが疑似的な関連をしてしまうことが原因です。疑似相関が起こっているときは、zのような共通要因を追加することで、xとyの関係を消すことができます。

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 □交互作用

交互作用は以前も説明しましたが、xとyは関連をしているが、zを追加することで、yへの影響がzの値によって変化するような状態のことをいいます。

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以上で第43回の補足はおしまい。

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